春期 スーパー小学生講座 進行中
昨日の問題は
セテウスの船 のパラドックス
正解は無いです。
子ども達がどう考え、どのようにその考えをまとめるかだ重要
問いかけ:
セテウスの船というとても立派な船がありました。年月も経ち、とても古く
修理をしながら、部品を取り替えながら大切に保守していきました。そのうち、修
理したものや取り替えた部品、部分が増えて、それらだけで同じ船が出来上がって
しまいました。さて、もともとあった船と、この新しく出来た船では、どちらが本
物なのでしょうか? あなたの意見を聞かせて下さい。
逆の意見は、
色々考えてみるのが大切な事
道徳的な教えとかは必要ないです。
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小学生に詰め込み勉強をさせてはいけない。
あなたなら どう考えて結論をだしますか?
テセウスのパラドックス
プルタルコスは以下のようなギリシャの伝説を挙げている。
テセウスがアテネの若者と共にクレタ島から帰還した船がある。アテネの人々はこれを後々の時代にも保存していた。このため、朽ちた木材は徐々に新たな木材に置き換えられていき、やがて元の木材はすっかり無くなってしまった。
テセウスの船は哲学者らにとって恰好の議論の的となった。すなわち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、別の者はまだ同じものだと主張したのである。
プルタルコスは、全部の部品が置き換えられたとき、その船が同じものと言えるのかという疑問を投げかけている。また、ここから派生する問題として、置き換えられた古い部品を集めて何とか別の船を組み立てた場合、どちらがテセウスの船なのか、という疑問が生じる。