小出監督の教育論
陸上競技・マラソンの名伯楽 小出義さんがお亡くなりになりました。
今週は 同級生1名、親戚2名が亡くなる とんでもない週になりました。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
以下は、小出監督の言葉です。
▼指導者の言葉
「指導する者の言葉には、
一人の人生を変えてしまうほどの
影響力がある。
生徒のやる気や夢を摘むような
不用意な一言は避けなければならないし、
逆に生徒の長所を見つけだし、
伸ばすことができれば
先生(監督)冥利に尽きる」
(指導者として 常に意識に止めておきたい大切なことです)
▼褒めて育てる
「人には必ずいいところがある。
褒めれば心を開いてくれ、
欠点ばかり突けば心を閉ざす。
素質を伸ばすにはまず長所を褒めよ」
(短所を直すより、ぜんったいに、長所を伸ばした方がこうりつてきですしね)
小出監督は学生時代のエピソードでこんなことを語っておられました
私は先生に恵まれたと思ってます。
勉強はできませんでしたが(笑)、
中学2年生の時に先生から
「もうお前、勉強はやるな。かけっこをやってろ」と
言われて今の自分がある。
「千葉県で一番になれ。将来オリンピックに行け」と。
私はうれしくてうれしくてそれが頭から離れなかった。
高校時代は朝早く家を出て途中の駅で電車を降り、
友達にカバンを持ってもらい、学校まで走りました。
今考えてみると、こんなに股下の短い私に
陸上でオリンピックに行けなんて、
とんでもない激励をした先生だけど(笑)、
それで頑張れた。
勉強ができなくてもかけっこなら何とかなる。
オレだって世界一になれるかもしれない。
こういう生き方もあると証明してやる。
そうした思いの積み重ねで今までやってこられたわけです。
だから私は子供たちに夢を与えるのはとても
大事な教育だと思っている。
叱るだけでなく、夢や感動を与えることができるかどうか。
大人は子供たちに 夢を与えられる存在でいないといけませんね
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まさか、もう着ることはしばらく無いと
喪服をクリーニングに出してしまいGW突入、、
今日は来ていく喪服がない。 困ったなぁ、、、、