危険なほめ方

ほめて育てろとはよく言われることですが
このほめ方がなかなかむつかしい。

 

「そんな早く覚えられたなんて、あなたはほんとに頭がいいんだね!」

「こんなに上手に絵が描けて、この子はやっぱり才能がある。」

「勉強しなくても100点が取れちゃうなんて、天才だ。」

親御さんなら、似たようなことを
一度や2度はお子さんに言った経験があるのではないでしょうか?

しかし、
これらのほめ言葉から子どもが受けとるメッセージは

・早く覚えられないと、頭がよくないんだ。
・上手に描けないと、才能ないと思われる。
・優秀だとほめてもらうためには勉強しない方がいい。

 

子どもに自信をつけさせるために
良いと思って伝えている日々のメッセージが、
実は子どもに硬直マインドセットを
刷りこんでいるのです。

 

能力をほめられた子どもは、
自然と「自分は頭が良いか?」
「賢く見えているだろうか?」
ということに関心を向けるようになり、
周囲にそのことを認めてもらおうと
振る舞うようになります。

まさに、硬直マインドセットの特徴です。

 

しなやかマインドセットが大切!

能力をほめると子どもの知能が下がり、
努力をほめると子どもの知能が上がると言われます。

結果に至るまでの
努力やプロセスを具体的にほめることで、
子どものマインドセットはしなやかになり、
失敗を恐れずに挑戦する子に育っていきます。

特に幼い時のそれは、
その子の一生の土台になります。

親の責任大ですね!

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