前田先生直伝 感想文テクニック
夏休みの課題の定番『読書感想文』
・本は読んだけど何を書いたら良いか分からない・・・
・書き終えたけれど原稿用紙のマス目が全然埋まらない・・・
こんな経験誰でも有るんではないでしょうか ^ ^
そんな方のために、今回は
『読書感想文の書き方』を お伝えします!
読書感想文の上手い書き方!
僕も、感想文は苦手でした。これだけは簡単に終わらない!
何とか逃れる方法はないか??? そんな事ばかり考えていました。
本を読むことは人一倍好きだったにもかかわらずです (@_@。
でも、年齢を重ねるうちに 感想文なんて簡単と思う様になりました。
読み物の中で 感動なんかしなくても 感想文は書けるのです。
実は、
“読書感想文の極意は、
本の感想は書かないということです。
“構成を簡単に言えば、
1、読書体験
2、自分の体験、そして反省
3、決意表明
そう、感想文を書くというより 作文を書く感覚に近いです。
感想を書こうなんて思うので、ダラダラあらすじを書いてみたり、
~~~~に感動した! なんてつまらないものになってしまいます。
感想文の書き方
読書感想文のコツ・ポイント!
上記内容をもう少しし分かり易く説明しますね。
1、読書体験とは、本で出てきたことと同じような体験談を掻きます。
つまり、本に書いてあることを引用して、
それと比較するように、
自分の生活においての体験を書いていきます。
(この部分は詳しく具体的に、書くと読む人をひきつけます。
出来るなら 『~』『~』の会話文も入れると文字数が稼げます。
全体の5~7割は これを書いておけばOK
あらすじをダラダラ書くのだけはやめましょう。
2、登場人物と 自分との比較の中で、自分の至らない点、
良くない点を書いて、今までの自分の行動を反省します。
『私も、これは気になっていても出来ていなかったことだ。
なんて、だらしのない状態だったのだろう、、、』等、、
3、決意表明
『これからは気を付けて 毎日の生活を送りたい。
具体的には~~をして、~~は守っていきたい』 等
決意表明は、 抽象的な大きな決意表明を書き
その後で 具体的な 分かり易い決意表明を書くとなお良いです。
読書感想文のこつ その2
文章の文末は、~~です。 ではなく ~~だ。
の書き方の方が読む人に好印象です。
書いている人の気持ちが伝わり易いです。
敬体ではなく、 常体と言われる文体で書きましょう。
また、感情語は 使わないで
感情を表現するように工夫すると高評価がもらえます。
すごく悲しかった!ではなくて、
私は、もう、涙が止まらなくなりました。
うれしかった! ではなくて
気が付いたら 鼻歌まで歌っていた。
感想文を書くのですが、作文を書く要領で書いていきましょう。
文章に臨場感を出すために、短い文でリズム感よく書くのがコツです。
悪い例
僕は、遅れた時間を取りもどすために 大急ぎで走っていって、
駅までたどり着いたけれど、もうそこには誰もいなかったので
とっても悲しくなりました。
良い例
『しまった。やばいぞ!』僕は心の中で何度叫んだ。
『急がなきゃ』 体中から汗が噴き出すのがわかる。
はぁはぁと、息が切れる。待っている皆の顔が思い浮かぶ。
走るんだ。走るんだ。
見慣れた景色も今日は目に入らない。
もう少しだ。あそこの角を回れば~~駅だ。
こんな感じで 短い文で 重ねていくと 印象的な文を書く事が出来ますよ。
2日もあれば 素敵な感想文が書けると思います。
(上記内容で書くなら、本全体を読む必要もありません。
ぱらぱらとめくって、気になる部分を読み、
そこへ 自分の体験を重ねていって
文章を積み上げていけばよいのです。)
学校の感想文は、簡単に書き上げてしまって下さい!
ぜひ、早めに取りかかって 残りの休みを楽しく過ごして下さいね。
注) あんまり上手に書いて入選してしまうと
何度も何度も提出用に書き直しさせられるので注意して下さいね
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