比は6年分野ですが、
なぜか 日本の小学校では
6年生に比が出てきます。
古来 日本人に慣れ親しんできた
『比』という考え方が、
明治以降、『割合』なるものが、
欧米に習って5年生で学ぶことになったため、
押し出されるような形で、
割合を学んだあとの 6年生で学ぶことになっています。
でも、比 の考え方は
割合に比べ なじみが深く
小学生にもなじみやすい単元です。
1)1本10円、2本20円、3本なら?
2)3本30円なら 1本でいくら?
3)5本50円なら、3本いくら?
こんな練習を教室では行っています。
低学年でも十分に理解して 正解を述べてくれます。
基本となるのは
1本がいくらになるかがつかめるかです。
比がマスターできると
割合にも利用できます。
200円の2割は?も
10割200円 2割 ~円と表せるので
10割 200円
1割 20円
2割 40円 と
簡単に導けるようになります
中学入試の問題も
比を利用すると解きやすい問題が多くあります。
早くから慣れておくとやはり有利だと思います。
早めに比を扱って、自分のものにしておくと
算数は強くなります