20×30を考える

 20×30を考える

 

20×30
=10×2×10×3
=10×10×2×3
=100×6
=600

これが5年生になっても
筆算しないとできない子が相当数います。

いくつ0が付くかが判然としないのです。

 

これを図を用いて説明すると

正方形を縦10 横10とすると

面積は100

 

 100 100  100
 100  100  100

縦が20、横が30の長方形面積は 20×30

図を見れば一目で600と分かります。
100=100円にするともっと子供たちには腑に落ちるようです。

こういった経験をたくさん積まないと
後ろにいくつ0をつけてよいかの感覚が湧いてこないのです。

ひっ算だけをやっていては、
なかなかそこに思いが至らないのが子ども達です。

大人は 「0をつけるだけじゃん!」と言いますが、
その感覚が生まれるまでには多くの経験がいるのです

掛け算のひっ算にすると

20
 ×30
00
 600
600

これでは不十分なわけで

20
 ×30
600

2×3 =6で 0を2つ追加で600と計算したいですね。

 

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