効率よく記憶する
【記憶のイメージ】
情報→海馬→
(必要な情報)大脳皮質に保管
情報→海馬→
(不要な情報)廃棄
海馬の大きな役割は、不要な情報を廃棄することです。
つまり、
君が、覚えたい知識を【海馬】に「必要な情報」だ!
と認識させないと、記憶にとどまらず捨てられてしまうということ、
大切な情報だと思い込ませることによって記憶されます。
それを実現させるのが、「繰り返しの復習」なのです。
繰り返し復習することが学習の鉄則!
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繰り返すことによって 長期の記憶(大脳皮質)に刻み込まれます。
脳の仕組みからいえば、命にかかわらないことは、覚えたくない、覚えられないのがふつう。
それに逆らって 覚えようとするのであるから、繰り返すしかないのです。
その中でも音読が 最も効果的な記憶のための方法です。
英語学習だけでなく、記憶にしっかり残すなら 音読しながら覚えよう。
≪繰り返し記憶の仕組み≫
記憶を作る海馬に、情報がとどまっている期間は、どんなに長くても1ヶ月と言われています。
だから、この1ヶ月間のうちに、繰り返し復習することにより、
海馬が、「この情報は大切だ!」と認識してくれるようになります。
これを長期増強(LTP)と言います。
「繰り返し刺激を与えると、神経細胞同士の結びつきが強くなる」のです。
何度も復習することによって、神経細胞通しの結びつきを強くするのが記憶を高めることになるのです。
復習が、LTPを増強するのです。
医学的にこれは確認されていることです。
覚えたいことは自然に繰り返すので記憶に定着します(好きな芸能人等の情報)
覚えないといけないこと(学校の学習内容)は、意識的に復習・繰り返しを行って記憶に定着させよう。