菊池寛の『恩讐の彼方に』の禅海和尚のお寺 興禅院
小説の中では「樋田の刳貫」と呼ばれていますが、
実際に、大分県にあり、それは、「青の洞門」という名称でよばれています。
今季は、そこへまで足を延ばすことは出来ないので、
この禅海和尚のお寺に寄ってきました。
(小説の中では僧の名は了海です)
1370年に創建された曹洞宗の古刹です
これが禅顔和尚の像、
真新しい像になっているのは
台風で倒れてしまい作り直したからだそうです
大きな観音様の像がありました。
よく見ると 頬に大きな傷が、、
皆の痛みをこの像が身代わりになるという意味で
傷が入っているのだそうです。
これはキリシタンの影響か?
閑散として参拝客は ほとんどいませんでしたが、
歴史ある古さを感じさせます。
目に留まった 手書きの文字
釈迦と両脇に多くの菩薩や明王
六地蔵さまと 一六羅漢の像もこの寺所内にあり
短時間で多くを楽しめるお寺でした
お寺の外には フキノトウが!