ミラーニューロン うまく使えばすごいパワー
ミラーニューロンって 皆さんは聞いたことありますか?
ミラーニューロンとは、まさに人(霊長類)が脳に持っている“鏡(ミラー)”のようなもの。
人は新しいことを身につけるとき、人の動きを自分のこの“脳の鏡”に映し出して、
まるで自分が実際にやっているかのように脳の中で体験し学んでいくのです。
「見るだけで真似して覚えてしまう」という、すごい力を 脳は持っているのです。
うまく使えれば 実に素晴らしい能力で、生徒たちの可能性をグングン伸ばす方法をこともできるのではないかと思います。
素晴らしい能力ですね。
しかし、
気を付けないといけないことがあります。
良いことばかりを真似るわけではないのです。
好ましくないことも知らないうちに覚えてしまうのです。
よく言われるのが周り十人の影響を受けてその本人の人間性や性格ができるということ です。
周りに読書好きな友人が多いければ本人もいつの間にか読書が好きになるでしょう。
勉強のよくできるお友達が多ければ本人もいつの間にか勉強が好きになり勉強のできる子になります。
しかし逆に勉強の好きでない子がお友達に多ければ、もろにその影響を受けてしまいます。
しかもそれを親の力で変えることは非常に難しいのです。
だって子どもの友達は、子どもたち本人が自分で決めるわけですからね。
親の希望で成績の良い子とだけお付き合いなさいというわけにはいきません。
(本人がもっと勉強できるようになりたいと、意識的に勉強のできる子とお付き合いを深くしていくことで、そのお友達の影響で勉強ができるよった子が過去にもいました!)
親が遊び好きなら子供も遊び好きになり遊び好きな子供と仲良くなるでしょう。
親が勉強家であれば、子供も勉強するのが普通となり、勉強好きなお友達も多くなり自然に勉強ができるようになります。
親が活字を読まず、ゲーム好きであれば、子どもは、どうしてもその影響を受けます。
ミラーニューロンの力によって子どもは、一番身近な親の背中を見て育つのです。
そしてその性格をもって、気の合う友達と交わるのです。
だから、いくら口先で『勉強は大事です』『勉強しなさい』と言っても子どもたちは勉強はしませんよ。
子どもの周りの人が、学んでいる姿を見せることで、学ぶことの価値を知り、大切であると気付かせることが欠かせないのです。
ミラーニューロンという力をうまく活用して能力を引き上げていきたいですね。
子どもたちの脳の鏡に良いことをいっぱい映して、子どもの可能性は伸ばしていきましょう!
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