勉強も仕事も楽しみながら進めるのが 最も効率的だね
この文は、楽しい仕事が大事であり、心から楽しめる仕事が本当の仕事であると述べています。
そのため、楽しめない仕事は避けるべきだと言っています。
これを異なった視点から見れば、
楽しいことから始めると生産性が上がるという風にも受け取れますね
また、楽しくないことを無理にやると、クリエイティブアボイダンス(創造的回避)が起こり、生産性も下がってしまいます。
このことは勉強においても同じようなことが言えると思います。
好きな科目得意な科目は学習がはかどりますし、いろいろな知識がインプットされやすくなります。
それに比べ苦手な科目嫌いな科目はやはり進みが悪くなりますし、なかなか覚えられなくて苦労することも多いと思います。
当然ですが、やりたいことをやっていると自然と楽しくなり、学習においても無理にモチベーションを上げる働き掛けがなくてもどんどん進められますが、
そうでない科目の学習は楽しくないし、学習における生産性はなかなか上がりません。
といっても中学生は5科目をまんべんなく得点していかないと内申もあがりませんし、入試でも苦労することになります。
我々塾の人間にできることは、学習に付随するいろいろな情報を提供し少しでも興味を持ってもらえるようにすることと、もう1つは他人との比較ではなく、自分の過去との比較においてどれだけ出来るようになったか、わずかでも進歩しているところを的確に見つけ、評価することだと思っています。
たとえ嫌いな科目であってもこんな興味深いことがあるとか、これは自分にとって役に立とか、何らかの興味関心を持ってもらえるようにすることが出来れば、それが科目解消の礎になります。
まずは興味を持ってもらえるようにすること、そこから苦手科目対策が始まります。
ただここで絶対忘れではいけないことは、得意科目をもっと伸ばすことです。
得意な科目が伸びることで自己評価も上がり、苦手科目に向けても気持ちが入りやすくなっているからです。
間違っても苦手科目ばかりを集中的にやってはいけません。
自己評価さらに下がってしまいやる気がなくなってしまいます。
気をつけましょう。