ロボットの走りは,膝を曲げてナンバ走り!?
先日、チャイナであった ロボットのハーフマラソン
先頭は結構なペースで走るロボットでしたね。
その時、思ったのは、ロボットの走りは
みな、ひざを曲げた状態での動きであること。
不思議に思って調べてみたら
🤖ロボットの歩き方の特徴
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常にひざが曲がっている
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多くのロボットは、バランスを取るために
ひざを少し曲げたままで歩きます。
これは、「安定性を優先している」からです。
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関節の制御が人間ほど滑らかではない
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ロボットのモーターやアクチュエーターは、
まだ人間の筋肉のような自然な伸び縮みができません。
そのため、ひざを伸ばすと急にバランスが
不安定になることが多いのです。
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エネルギー効率よりも転ばないことを重視
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人間のようにまっすぐ伸ばして歩くと、
重心が高くなって転びやすくなります。
だからロボットは
「すり足」や「少しひざを曲げている」
ような歩き方で安定性を確保します。
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ロボットは人間とは構造が違う(当然だ!)
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人間:効率・しなやかさ重視の歩行
(筋肉・骨格・神経系で微調整) -
ロボット:安定性重視の歩行
(計算とセンサー制御による制約あり)
やわらかい筋肉がないから
どうしても あのような走りになるようですね
江戸時代までの日本人は「膝を曲げた歩行」でした。
ある意味「和の身体感覚」の象徴ともいえる。
現代人に比べて、身体の芯を使う歩き方であり、
武道や能、茶道などにもその動きは残されています。
それで、ロボットの動きが気になったのですが、
でも、走りをよく見ると
腕の振りと、足の動きは交互になっているので
ナンバ歩き ではないですね。
ロボットがナンバ歩きしたら、
バランス取れなくて転んじゃうでしょうね