一般の算数指導は明治初年以来の固定した指導順序です。
たとえば 2年:8×7 3年:87×7 4年:87×78
これらができないと、能力が低いとみなされ、次の学習の
2の倍数 3の倍数 2と3の公倍数 などの学習に進めません。
しかし、
九九の暗誦が完成していなくとも、九九を一つも知らなくとも
300×2は可能なことです。
そのようなことは、あらゆる単元,あらゆるテーマで起こりうることです。
図形などは、計算とはまったく別に進められるテーマが実に多くあります。
直観を生かす学習をすれば、多くのテーマでどんどん学習が進みます。
また、
テラヲ式が提案する教材の分量の多さは、
単に分量の多さを提案しているのでなく、
法則を発見するための分量なのです。
また早くから取り組むのも、法則を発見するための時間を
確保するためでもあります。質の転換を提案しています。
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