ゴライアス・ゴリアテス

成虫になってからカナブン系の虫の中では
やや特殊な性格を持ち、
飼育レベルはかなりの難易度。

まあ、そういわれると 飼育して見たくなるのが虫好きの本音

昨年夏に幼虫を5匹を手に入れ 飼育開始

飼育マット(土)よりも ドッグフードを食べるということで
ペットショップへ、無添加のものを探して購入

さて、 いよいよ

小ぶりのケースに1匹づつ閉じ込め
少な目マットとドッグフードで飼育開始


ここでいきなり大きな問題が発生
 ドッグフードに大量にダニがわきます。
マットを変えても 土の中にいるダニが
 わさわさと湧いてきます。
そしてそのダニが ゴリテアスの幼虫にびっしり取り付くんです。
 これには困りました。

1匹づつ 筆でダニを取り除いてやるのですが、
強くくこすらないとダニは取れないし
 あまり強くこすれば幼虫が弱ってしまいます。

根気よくマットを変えながら幼虫を管理するのですが
 ちょっと気を緩めると ダニだらけに

今思うとマットの湿度と、密閉状態がよくなかったではないかと 反省


2か月ほどで、たいしてまだ大きくもなっていないのに
 脱走が始まりました。 ケースから飛び出してくるのです。
蛹になる前に現れる ゴリテアス特有の行動です。

====
我が家の飼育環境が どうもゴリテアスにはうまく合わなかったのでしょうか?
まだ小さいのに 蛹になるのもう少し待って!って感じですが、、、
 もう蛹になるのを決めたようでやむなくやや深みのあるケースに入れ替え
蛹になるのを待つことに
 この時点で 土繭をうまく作れない2匹が★に

残り3匹、 何とか無事土繭を作り 蛹になったようです。

ネット情報では 非常に薄い繭の壁なので触って壊したらもうアウト!
のように書かれていたのを読んで 慎重に慎重に 保管

しかし、3か月経ち、4か月経ち、
 一向に繭が割れて出てくる気配がありません。

5か月目、とうとうしびれを切らして 繭を1つ破壊してみました
うわっ、、 中で 溶けてなくなっている

ゴライアス・ゴリテアス

これは、ほかのも?
 急いで次の繭玉も上を削り中を覗いてみると
 大量のダニに食べられてる、、、 ( ゚Д゚)

ゴライアス・ゴリテアス

ゴライアス・ゴリテアス

水で洗ってみたって同じ事 生き返るわけではありません、、、。

 

どきどきしながら3つ目の繭を暴くと 
やはりこれも中で成虫になって 羽化の時期を待っているうちに
そのままその時期がこなかったため ★に

姿をとどめていたので、乾燥させてから標本にしました。
小さな小さな個体 65mmとヘラクレスのメス位の大きさです>

ゴライアスオオツノカナブン

雨季が近づき、湿気が上がると 中の蛹が反応するようです
2か月過ぎた時点で土繭を 湿らしていたら、うまく出てきたかもしれません。

クラッツやオーベルチュールなど 同じアフリカ系のカナブンで
もう少し飼育経験を積む必要があるのかな

クラッツ・マリアナ 
今、2世代目の飼育に入っています。

ネットの上にはあまり飼育情報がのっていない種類はどうしても手探りです。
虫君たちには申し訳ないけどね~~

この失敗を生かして次こそ、
 もし幼虫が手に入れば 飼育に再チャレンジしたいですね。



コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ