うんね貝、俺のことかと ツメタガイ

美味しそうなの なんかないかなぁ、、IMG_1987

 

お~~なんだアレは?

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いけすに浮いているのを見たとき、ピンっときました。
生まれて初めて見る貝でしたが、ツメタガイだと名前が浮かびました。
小学生時代、図鑑で何度も見たことのある貝だったからです。

でも、商品名を見ると うんね貝 とある。IMG_1988

へえ〜〜、この貝が食べられるのか!

結構大きめの巻貝である。
数も多くて500円は お値打ちだ。
でも、 どう調理するんだ?

 

お店の人に聞いてみると、
そのまま茹でて、甘辛く炊けばいいよと。
味噌を入れると柔らかくなるよとのこと。

とりあえず、調理は出来そうと判断して、購入することに

自宅に戻り ネット検索すると
ウンネ貝 = ツメタガイ
東海地区など1部地域では食用にする所もあると

どうも 食べるのは、地域限定のようである。
そして、生臭いので味噌でそれを消しているようだ。

まあいいや、折角珍しい食べ物を手に入れたのだから
早速食べられるように調理してみよう。

 

 

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こんなに 有った!

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ぬめぬめして さわりゴゴチはよくない
サザエのように 身が引き締まっているわけではない。
ブヨブヨしている、、、、

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鍋にお湯を沸かし、まず一旦茹で上げる。
ややキツめの貝独特の匂いが出る。
茹で上げた貝を一旦水で洗い ぬめりを取り
貝から身だけをとりだす。

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これを醤油と砂糖を入れた煮汁でコトコト20分

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調理はこれだけ、さほど手間のかかるような作業ではない。
これで 一旦冷まして、夕食時に食べてみる。

(おっと、煮上げた写真が喪失、、)
味付けせずに 茹でただけのものはわさび醤油で
歯ごたえはコリコリして実に良いのだがやや生臭い。
たくさんは食べられないな、、
さて、20分ほど茹で上げたものは、醤油の味も染み
如何にも貝の煮物って感じである。
バイ貝より2回りも3回りも大きめなので食べ応えがある。
これは貝の好きな者にとっては 歯ごたえがあり、結構な味だ。

妻と二人で 2日目には全てなくなってしまった。
次回はもう少し濃いめに味付けし
こってり味の物も食べてみたいものである。
ツメタガイは、漁業者にとってはにっくき害敵のようで
アサリ貝に小さな穴を開け、そこから 中の貝を食べてしまう
肉食の怖い貝である。大量に発生すれば アサリの漁場は
大変な騒ぎである。大きなツメタガイに襲われたら、アサリは
どんどん食べ尽くされてしまうのだろうことは想像に固くない。
こうなりゃ、人間様が見つけ次第どんどん食ってしまうしかないじゃん
なんて 変なことを考えてしまいました。
でも、どうして他地域では 食べないのでしょうね。
他にもっと美味しいものが たくさんあったってことかな、、。

 

 

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時々見かけた うんね貝ですが、

最近はとんと見かけなくなりました。
被害も減って、浅利も増えてきているのかなぁ、、、(2019-02/03)

 

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