高校入試選抜方法の秘密

今日は ニコ生で 愛知県の入試の仕組みということで
塾超と対談、生で配信されました

緊張はしますね、のどがカラカラになりました。

うまくこちらの真意は 皆様に伝わったのでしょうか?
今回の企画は 全国のKJ校舎を回って
全国で少しずつ異なる 入試に組みを解説するものです。

===

愛知県は全国でも特に変わっていて
唯一 複合選抜制度のある公立高校入試です。

東京都の学校群制に惹かれ、愛知県はS48年に導入、
強豪校、上位高校に生徒が偏るのを防ぐ名目で始まりました。(受験は1回、AかBの学校へと成績順で順番に割り振られます。
目の前の高校へ行きたかったのに、順番のため、
バスを乗り継いで遠くの学校へ行く生徒が多くいました)

平成元年、学校群制から、複合選抜制度へと移行しました。

愛知県の複合選抜とは、
それは公立高校をAグループとBグループにわけ、
各グループからそれぞれ1つ、計2つの高校を受験できるシステムです。

 

====

入試の内容は以下の通り

高校ごとに、第一志望・第二志望問わず、
受験者全員に内申点(90点満点)と
学力検査点(5教科各20点満点の合計100点満点)の
それぞれを点数順に並べて校内順位をつけ、
上位から合格者を決定する。

 

2017年3月の試験からは、
①学力検査の配点が20点→22点、時間も5分延長(40分→45分)※へ
②「推薦入試」と「一般入試」が同一日程に

※外国語(英語)は聞き取り検査が10分程度、筆記検査が40分

傾斜配分のかかる中堅上位上の高校はほぼ同じで
110点満点のテストを1,5倍して、165点
内申点(45点)は2倍して90点
この2つの点数の合計で競うことになります。

内申:テスト = 6:11

内申の比重は2倍以下になりましたが、
まだまだ 関東圏の学校に比べると内申のウエイトは高いです。

====

内申は、勉強5科目も、実技4科目も同じ比重ですから、
やはり実技を上げられるように 努力したいですね。

自我のしっかり育ってきた子には 意にそぐわないかもしれませんが
授業中に積極的に参加している態度をアピールすることは
内申点を挙げるためには 避けて通れません。
どうしても行きたい高校があるなら
気持ちを殺して、好印象をアピールしてください。

ただし、高校がゴールにならないように気を付けましょう。

内申が足らず、通う高校を1~2ランク下げても、
その区校で上位に入っていれば、たぶん大学受験では
逆転できているはずです。

ぜひ、長期的な視野で見て考えてくださいね。

 

===

学力テストは、すべてが1点で 5科目で110問、110点
つまり、応用問題も、基礎基本問題も同じ配点です。
と言うことは、
基礎基本を しっかり積み上げた人が
受験でよい結果を出せるということです。

難問を出来ないからと 何時間も取り組む必要はないです。
まず基本、それを積み重ねて 基礎力が上がれば
自然に よりむつかしい問題も解けるようになっていきますから。

 

=====

思っていたことの半分ぐらいは
配信中に伝えられたかなぁ、、

さあ、受験生、これからが勝負所、
どんどん学力の上がっていく時期です。
自分へのチャレンジだと思って 毎日を大切に過ごしましょう。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ