算数・理科の問題は、単位をつけて考えると わかりやすい
単位をつけて考えると わかりやすい
今何を求めているのかがはっきりします。
小学校低学年のうちは 式に単位をつけて計算しますが
途中から、単位をなくした式での計算に代わります。
算数・数学的にはそれが正しいのでしょうが、
それがために子ども達はわかりにくくなっています。
5本入りの袋が4つある 全部で何本?
5本 × 4 = 20本
4×5=20はバツになります。
(掛け算の順番が違う、高学年になるとOKのようです)
単位付けていれば、よくわかるのにね、、
5年生で習う 速さの問題 km/h などの単位
Km/h はkm÷h(時間)という意味
これがわかっていれば
100kmを4時間で進めば
100km ÷ 4h =25 km/h とすぐわかるはず
25km/h × 4h で
25km × 4h
h
hが約分されて 25km×4=100kmと出せます。
これが理解できていれば みはじ とか、きはじ
などの変な公式なんか覚えていなくても解くことができるようになります。
これは中学校に入ってからの理科でも同じことが言えます。
密度を求める問題でも g/㎤ を理解すれば
質量(重さ)を 体積で割ればよぴことがわかります。
グラムパー立方メートルとインプットしてあれば
質量÷体積と覚えるよりはるかに覚えやすいうえに
どちらをどちらで割るかもはっきりします。
数学も方程式などを解くときも、解いていくうちに
何を求めているかわからなくなっていく子が多くいます。
単位を少し意識すると、 今出たのは重さ、 求めるのは人数だからと
単位の違う者同士を足したり引いたりしてしまう
変な過ちも減らすことができます。
(苦手な人ほど、やった方が効果絶大ですが、
これを面倒がるので いい結果につながりにくい)
- 単位に気を付けて問題を解いてみよう