国旗 日の丸
日本の国旗 日の丸
いつから国旗として日の丸が使われるようになったか、ご存じですか?
飛鳥時代に、聖徳太子が隋の皇帝に向けた国書で、
有名な「日出ずる国」という表現を使用してます。
日本は、太陽を強く意識する国民性でした。
平安末期 源平合戦では、赤地に金丸を掲げる平氏を
白地に赤丸の旗を掲げた源氏が破り
それ以降、天下統一を成し遂げた者の証として受け継がれていったといわれています。
しかし、まだ国旗として決められたものはなく、
開国を迫られる幕末期に、船につける目印として 国を表すものが必要となりました。
(それを掲げていないと、外国船に攻撃されても文句が言えなかったそうです)
日本として1つにまとまり、西欧列強に侵略されないよう
そんな思いを乗せて、薩摩藩主 島津斉彬公が
今の日の丸を国旗として決めるべく、幕府を説得したようです。
以来、日本は、あの素敵な日章旗が 国旗として世界に示されることとなりました。
もっと大昔から、日の丸が 国旗だと思っていました
国という概念ができるのが 幕末~明治からなので、それまでは、
国旗はなかったんですね。
とくに江戸時代は 藩ごとに1つの国のような存在になっていたので
日本全体で1つの国という考えもなかったのかもしれませんね。
戦国時代には、織田信長は京都の言葉がよくわからないので
通訳代わりに明智光秀をお供にして天皇に拝謁していたともいわれます。
(古代よりの日本語を色濃く残しているのが沖縄地方だといわれます
今の我々にはとても分かりづらいですよね)
藩ごとに別々だった 日のいずる国の 藩閥体制が
1800年代後半に入り 日本という1つの国にならないと侵略される危機感もあり
そして国旗というものが決められたのですね
(白駒妃登美さんがYouTubeで解説。)
まさに 幕末のイノベーター 素晴らしい方ですね
歴史は (ほかのことでもそうですが)
知れば知るほど 興味がわき、楽しくなりますね。
河原塾では、詰込みの学習ではなく、楽しく学ぶ勉強をお勧めしています。
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桜の花も素敵ですが 足元を見れば しばざくらも
素敵な色で咲いてくれていますね
春は植物も命を吹き返し活力が満ちてくる素敵なシーズンですね